今回ご紹介するのは、
1999年より東中野にて上演活動が行なわれている「レパートリーシアターKAZE」です。
この日は公演直前にお邪魔させて頂きました。
準備中の舞台・アップ中の劇団のみなさんと、貴重な一場面を見せて頂きましたよ!この「レパートリーシアターKAZE」は、1987年創立の
《東京演劇集団風》さんが自社保有の拠点劇場として設立。
劇団が専用の舞台小屋を持っている、ということは全国的にみても珍しいことなのではないでしょうか!
そんな東京演劇集団風さんの劇団理念は、
「“新しい演劇の実践"ではなく、社会とその社会を構築する人々、つまり“現代と演劇の新たな実践のための演劇"の探求」を行なっていくこと。
その理念の下、「レパートリーシアターKAZE」ではただ「舞台を上演して、終わればまた次の舞台を上演する…」という形で演目を消費していくのではなく、シアターにて繰り返し繰り返し上演していくことで、「舞台」を育てていっているのだそうです。
上演を重ね、観客とのコミュニケーションを深めることでゆっくりと成長していく「舞台」。
中野の文化面が発展していったのも、ここ「レパートリーシアターKAZE」のようなこだわりある「場所」が沢山あるお陰かも知れませんね。
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【施設名】
レパートリーシアターKAZE
【所在地】
〒164-0003 東京都中野区東中野1-2-4
【最寄り駅】
JR「東中野駅 東口」徒歩6分
地下鉄「中野坂上駅 A1出口」徒歩7分
ただいま「レパートリーシアターKAZE」では、舞台
「なぜ ヘカベ」を上演中。
《戦争と悲劇、人間の業、社会への怒りのるつぼの中、「なぜ」と問う老女ヘカベ。
彼女の叫びに、私たちはいま、何をきくのか――》詳細は、
東京演劇集団風公式HPまで
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