
「パラレルワールドへようこそ」 中野駅線路界隈編
幸せを連れてくる「黄色い風景」そして、パラレルワールドへといざなうような、中野駅線路界隈の不思議な世界。
不思議と惹かれる何気ない風景、重なる色。もう一つの世界(パラレルワールド)へ、ふと、入り込むような瞬間。中野駅南口を東中野方面へと延びる千光前通りには、黄色の重なる風景がある。JR総武線の車両の黄色いライン、歩道に記された点字ブロック、遠景に見え隠れする黄色い看板、そして商店の様々な黄色。秋から冬には街路樹の落葉が黄色の川をつくる。まさに、様々な黄色を纏う風景が現れる。



圧巻は、冬の紅葉山公園のイチョウの落葉。「ロダンの考える人」が一年間待ちわびる、一気に降り注ぐ黄色。なぜか、その手は、銀杏の落葉の花束をやさしく握っている。


ひそかに「ロダン黄色祭り」なるものが開催されたらしい。黄色を身に着けてロダンの像の前に佇むだけのお祭りである。12月10日頃、銀杏の落葉日は一気に訪れる。
ロダンの手の中からそっと一枚の黄色を抜き取り、ポケットに仕舞う。そして、地面に降り注いだ特別の一枚をもう一度ロダンの手に。
「いいことがあるらしい。」
黄色は「光の化身」であり、「幸せの象徴」である。
毎年、冬の始まりに
ロダンの像は必ず、銀杏の黄色の花束を柔らかく携えている。



ここ紅葉山公園には黄色の灯りが滑る滑り台もある。
千光前通り中野ZEROから、紅葉山通りを北へ向かう。島忠中野店の黄色の重なりも黄色界隈では評判であるが、運が良ければ、夕刻に黄金色に染まる「島忠スロープ」に出会える。まさに、黄色は光である。
高架をくぐり中野駅北口に戻るルート、打越天神北野神社もこの時期、黄色に染まる。幸ある黄色に手を合わせよう。合掌。


線路沿い北側ルート、中野駅北口までを歩けば、黄色から徐々にブルーへと混じり移る様に出会う。色は寂しがりだ。色の集まる場所が、線路北側ルートにはある。
是非、人工物と空のグラデーション、色の不思議に出会うエリアも訪れたし。




線路沿いは空も広く、様々の重なりを感じることができる。色、時間、風景、空・・・・
発見した妄想を一つ、「月の発射台」という妄想遊びである。ここ中野駅線路沿い界隈では、月を打ち上げることも可能だ。僕は数回の成功を記録している。

「移ろいゆく色の重なり」、僕の中では「パラレルワールド」への入り口である。密かな妄想を繰り広げられるフィールドこそ中野駅線路界隈の魅力だ。
時空をまたぐための地図、まずは、「黄色マップ」の作成に取り掛からなければ。
妄想へ、パラレルワールドへ向かおう!
