憧れだった街が、私の暮らしになった日
〜大阪出身の中野在住カメラマンが切り取る、この街の魅力〜
「空がとても広く感じる」

ここに住み始めてから、はじめて感じたことでした。
私が今暮らしているのは、中野区の北西にある「鷺宮(さぎのみや)」という街です。
私はもともと、大阪市の住之江という住宅がたくさんある街のマンションの11階で育ちました。
高い建物に囲まれていることが日常だった私が、この中野区鷺宮で住み始めて最初に感じたことは「低い屋根」が続く、穏やかで優しい街並みであり、とても空が広く見られること。住まれる方々も街の雰囲気と同じように本当に穏やかで優しい方々ばかりです。
実は、鷺宮の多くのエリアは「第一種低層住居専用地域」といって、建物の高さが原則10メートル(およそ3階建て)までに制限されています。さらに、お隣さんの日当たりを遮らないように建てるルールなど、細かな決まりによってこの「低い街並み」が守られているそうです。
他の地域にもある制限ではありますが、大阪の高い建物が多い街で育った私にとって、東京の中心地はビルが立ち並ぶのが当たり前だというイメージでしたので、にある空がこんなにも大きく感じられることは、何よりも新鮮で不思議でした。
JR中野駅には5/29にはパークシティ中野がオープンし、中心地には便利な施設が並びとても賑やか。
少し離れた西武新宿線に乗ると、中野区の中心部の賑やかさとはまた少し異なる、ゆったりとした時間が流れています。

中心地から穏やかな街並みにが広がるそんなギャップも中野の魅力のひとつです。
「鷺ノ宮」駅は駅前にスーパーはなく、個人店やチェーンのお店が立ち並んでいます。遠方からもファンが訪れるカレーの名店「カレーやうえのや」さん。美味しい街中華「かめのお」さん。ふわっふわの食感に癒やされるシフォンケーキ専門店「c.c.c」さん。そんな温かいお店に寄り道したり、鷺宮八幡神社さんを参拝したり、妙正寺川沿いを歩いたり…
西武新宿線沿いには、こうしたカメラスナップ大好きにはたまらない、ローカルな表情豊かな街がたくさんあります。

私にとって何より愛おしいこの町で過ごす時間は
電車が大好きな息子と歩く、線路沿いの帰り道です。
お迎えの時間、お天気がいい日は、綺麗な夕日が私たちを優しく照らしてくれます。
「みて!今日お空、オレンジあるよ!」
自転車の後ろから聞こえる息子の嬉しそうな声
「お空、きれいだねえ」と答えながら、
横を通り過ぎていく西武電車。
私の子育て人生を振り返るとき、きっと真っ先に思い浮かべるのは、息子と一緒に見たこの西武線路沿いのこの夕焼け空景なんだろうなと思います。

これからも、息子と共に
いろんな中野の大好きなところを見つけていきたいと思います。
